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憧れの飛行機関連業の年収

飛行機

パイロットになるには

世界各国を股をかけて飛行するパイロットの仕事は、今も昔も憧れの職業となっています。

飛行機を運転するだけであれば、「操縦士」資格を受ければよいのですが、単に運転技術を身につけるだけではパイロットとして勤務をすることはできません。
乗客を乗せて飛ぶ飛行機の操縦士となるためには、国土交通大臣認定の「航空従事者」としてのライセンスを獲得しなくてはいけないのです。

航空従事者ライセンスは、国内、国際間で旅客や貨物を航空運送する仕事に携わる全ての人が対象となっています。
客室乗務員や整備士など、旅客・運送用飛行機が飛ぶ飛行場での勤務をするときに必ず必要となる資格なのです。

航空従事者になるには、年齢・飛行経歴など一定の条件を満たしていることが必要であり、なおかつ航空従事者技能証明のための国家試験に合格をしなくてはならないことになっています。

高収入、手厚い福利厚生待遇

そのように厳しい条件のもと選抜をされる飛行操縦士であるパイロットですが、やはりそれに見合うほどの高収入の仕事となっています。
平均年収は1700万円程度と言われており、他にも飛行機会社からの手厚い福利厚生待遇を受けることができる場合があります。

国内線・国際線でのパイロットの資格は正式には「定期運送用操縦士」と呼ばれており、高度な運転技術の他、冷静さや的確な判断力があることを示さなくては合格することはできません。
パイロットの場合、当然ながら勤務形態は大手飛行機会社でのサラリーマンとなるわけですが、勤務先企業がどこであるかによって給与額は大きく異なってきます。

また、勤務をして最初から運転を担当するわけではなく最初は副操縦士からスタートし長い下積み期間を経て定期試験に合格をしていかなくては、機長となることはできません。

もっとも副操縦士でも年収は1000万円は超えるとされているので、昇進は操縦士としてのやりがいを求めて行うことと考えた方がよいかもしれません。

なお、副操縦士から機長になるまでは最低でも15年はかかるとされており、かなり地道な訓練をしていくことになります。

客室乗務員

一方でかつては花形職業とまで言われていた客室乗務員(キャビンアテンダント)ですが、こちらは近年どんどん年収額が下降する傾向にあります。
格安航空会社が算入してきたこともあり、人件費削減のためキャビンアテンダントの人数を削る企業などが続出してきているからです。

契約社員として勤務するキャビンアテンダントも増えており、その場合の年収は普通の派遣社員とほぼ変わらない金額となっています。