実は変化しているキャビンアテンダント
キャビンアテンダントといえば、飛行機の中で乗客が快適に過ごすことができるようにお手伝いをする仕事です。
飛行機の中で寒くはないか、のどが乾かないかなどをたずね、頼めば対応をしてくれます。
常に笑顔で優しい口調のキャビンアテンダントは、まさに航空会社の花形。
女性の仕事の中でもキャビンアテンダントに憧れる人は少なくなく、またキャビンアテンダントになりたいという夢をもつ女性は決して少なくありません。
しかし、実はこのキャビンアテンダントの世界に大きな変化が起きています。
以前は、キャビンアテンダントといえば高額なお給料を稼ぐことができる職業でした。
仕事とはいえ長いフライトの中でゲストのサポートをすること、英語などを駆使することを考えれば、やはりキャビンアテンダントの年収は高額と考える人が多いのではないでしょうか。
実際、以前までは女性の職業の中でも高額なお給料を稼ぐことができるとして知られていたキャビンアテンダントですが、実は最近になり航空会社の状況が悪くなったことから、年収が下がっていることが知られています。
なんと、非正規雇用から始まるキャビンアテンダント
意外なことですが、仮にキャビンアテンダントの試験に合格したとしても、最初は「非正規社員」から始まることがほとんどだそうです。
これには驚きを隠せません。
このため、キャビンアテンダントのお給料は最初は時給なのです。
この事実はあまり知られていませんよね。ANAでは2014年よりキャビンアテンダントを正規雇用する(つまり社員として雇う」と言っているようですが、それにしても本当に驚きの待遇です。
しかも、時給も決して高くありません。
航空会社にもよりますが、大体1000円を少し超えた1200円程度であることが多いので、いうほど高くはないですよね…。
キャビンアテンダントが高給と言われていたのは本当に昔の時代で、今はそれほそ高いとは言えないお給料となっていますので、これからキャビンアテンダントを目指すひとはそのあたりのことを踏まえて目指す必要がありそうです。
とはいえ、キャビンアテンダントの魅力はお給料だけではありません。
長距離移動をするゲストに快適なフライトを提供すること、空の安全を守る一端のお仕事をすること、それをかんがえれば、このキャビンアテンダントの魅力は非常に重要なものと言えます。
それだけで、キャビンアテンダントの仕事は非常に尊いものであると言えるでしょう。