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消防士の年収

消防士

消防士の年収ってどのくらい?

消防士といえば、たとえば家が火事になってしまったときに火を消してくれる非常に心強い存在です。
恐らく、消防士の仕事としてはこの役割を思い出す人が一番多いのではないでしょうか。
消防士とは、実は消防官採用試験を受けて「消防吏員」となった人の一番下の職業になります。これが勤務年数や実績が上がって行くごとに、階級が変わってきます。
また、消防士は地方自治体に雇われる地方公務員ですが、東京都の「東京消防庁」のみは東京都に雇われます。
東京都と地方では、いろいろと違いがありますので調べてみると面白いかもしれません。

そんな消防士ですが、実は火事の消火だけが仕事ではありません。

例えば、あの東日本大震災で消火活動や救助活動にあたったことは記憶に新しいですよね。
有事の時は、家族がいたとしても任務を優先し人を助けなければならない、そういう厳しい使命を背負っていることも、消防士の大きな特徴になります。
消防士の大きな役割のひとつに「自分の命を守る(つまり無茶はしない)」というものがありますが、有事の際には本当に命の危険があるような現場にもいかなければなりません。
消防士の中から生え抜きをあつめて結成されるレスキュー隊も、非常に危険な任務を請け負う仕事になりますのえ、消防士という仕事は本当に大変な仕事であることが解ります。

そんな消防士の年収ですが、平均するとだいたい700万程度。

もちろん、これより少ない人もいれば多い人もいますが、大体この程度の年収であると考えておけば間違いありません。
日本の平均年収が大体500万程度ですから、その平均年収を200万円も上回っているという意味では非常に安定していて高給を稼ぐことができる仕事です。
ただし、上述したとおり仕事内容は非常にハードかつ危険な仕事になりますので、それを考えると誰もが簡単に目指すことができる仕事ではありません。
また、勤務も24時間仮眠をとりつつ働いて次の日は非番という形になるので体が辛いですし、台風などが来た場合はその非番もなくなりますので、かなりハードな仕事でもあります。

ちなみに、消防士になるには消防官採用試験に合格したあとに半年ほど消防学校に通う必要があります。
この消防学校に通って、やっと消防士として活躍をすることができるようになります。
消防学校では消防士としての基本を学ぶことになりますので、ここでまずはしっかりと基礎を学ぶことになります。この期間も、一応お給料は発生します。