年齢、経験が大きく影響する
フロントエンドエンジニアの年収ですが、平均年収では30代で400万円の年収というものが有名です。
一般的な職業のように、細かい収入までは終えないという特徴があるため、フロントエンドエンジニアの年収は大まかに表記されていることが多いのです。
正確な年収が計算されにくい理由ですが、同年代であっても年収が大きく違うためです。
例えば、フロントエンドエンジニアといっても、今では正社員として勤務されている人もいれば、派遣社員として勤務されている人もいます。
派遣社員の場合、一定期間で仕事が終了してしまうため、派遣社員の年収はあまりあてになりません。
正社員であれば10年以上勤務できますが、派遣社員では1年、2年で仕事の契約が完了してしまうからです。
次に、今では需要が増えすぎているということで、フロントエンドエンジニアの年収が明かされていないという見方もあります。
昔はHTMLなどのコーディング技術が高い人であれば、年収500万円以上という人もいました。
ですが、今ではHTMLのみで仕事が回っていない時代のため、フロントエンドエンジニアといってもHTMLコーダーと言われる、HTMLプログラミングに従事する人ばかりでは無いのです。
デザイン力、企画力、構成力なども問われるようになっていますし、職級によってもフロントエンドエンジニアの年収は違ってきます。
さらに年齢によっても大きく年収が変動しやすいのです。
例えば、年齢が20歳前後であれば200万円～300万円、しかし30歳前後であれば400万円～700万円というケースも存在します。
要するに、フロントエンドエンジニアという職業は、職業上のカテゴリが分別されていないため、明確な年収をあげるのが難しい職業だと思っておきましょう。
コーダー、デザイナーと比較して、年収が割に合うもの・・・と判断できた場合、フロントエンドエンジニアの求人に応募するのも1つの手です。
仕事内容が大きく異なることも多い
フロントエンドエンジニアという仕事の特徴ですが、特に決まった仕事のみに従事できるわけではありません。
エンジニアというと、いつも同じような対応に追われているイメージがありますが、実際は対応する機械、折衝、サービスによって仕事が異なるのです。
例えば、フロントエンドエンジニアとしてディレクター業務に就く人もいますが、ほとんどフロントエンドエンジニアとしての技能を使いません。
もしくはサービス担当として、これから従事することになる仕事の案内のみを行っている人もいるのです。
フロントエンドエンジニアの仕事選びを行う際は、定まった職業につくことが難しいことも理解して選んだほうが良いでしょう。
