企業の成長性に注目
アルバイトで勤務先を探すとき、比較的高収入となっているのが外食産業ですが、正社員として勤務をする場合の年収はどうでしょうか。
実は正社員としての年収でみると外食産業は決して恵まれた環境にあるわけではなく、平均年収額も400万円を割り込むなど、普通のサラリーマンに比べて低めの数字となっています。
ただし外食産業においては業界内で二極化が極端なまでに進んでいる傾向があり、業績のよい企業に勤務した場合には、マネージャークラスで800万円台となるなど
高収入を得ることができています。
これから外食関連業に勤務することを考えるのであれば、その企業の成長性に注目をしてみることが大切かもしれません。
チェーン系の外食関連業の場合、入社してからはランク付けに従い一般社員～店長～マネージャーとなっていきます。
年収額はこのランク付けに従って上昇をしていきますが、それにともない仕事の内容や責任は重くなっていきます。
ホール、調理で分かれる道筋
飲食関連業では、
１．自分で調理をして提供する、
２．ホールスタッフとして勤務する、
３．お店全体のプロデュースを行う、
といった中から自分にあったものを選んでいくことになります。
一般的に飲食関連業に新卒で入る場合、配属されるのはホールスタッフとしての勤務やアルバイトなどの業務を管理する人事面での業務担当です。
ホールで働きながら経験を積むことで、店長候補となりやがてはお店全体の経営に関わるようになっていくのが一般的な道筋です。
対して、最初から調理スタッフとして勤務をした場合、チェーン店全体で出す料理を考えるスタッフとなるか、それとも自分独自の調理ができるようになりシェフとして独立を目指すかという二つのゴールが選べます。
自分の店を持つ
調理師として勤務をする場合、
専門的な職種であるにもかかわらず
年収額は決して高いものではありません。
一流料亭などでは入ったばかりの人は下積みとして相当安い賃金で何年か我慢をしなくてはいけない習慣も残っているので、どのタイミングでどんな技術を身につけたいかというライフプランは事前にしっかりと立てておくべきでしょう。
一流シェフとして名前が売れてくると、かなりの高収入を得ることも可能です。
メディアなどで見かけるシェフなどでは年収3000万円以上にもなっている人も数多く見かけられています。
調理師から一流の料理人を目指すならやはり自分のお店を持つことは早い段階から意識しておくことが大切であると言えます。
