様々な勤務形態と種類に分かれる「教師」という仕事
教師の仕事は小中高と分かれていますので、それによっても年収が変わってくることと、また私立学校の教師と、公立教師などの勤務形態などによっても年収は違ってきます。
教師になるにはそれぞれの教員免許が必要になりますが、公立学校の教師として働く場合は、公務員試験も受けて合格しなければなりませんので、その分収入が高くなるということが期待できます。
ただ、公務員全体の職業から考えて、新卒から若い年代では収入は比較的低めであり、経験年数を重ねることによって年収が上がっていく傾向にあるようです。
学校別教師の年収
具体的に、小中高のそれぞれの教師の年収を診ていきましょう。
小学校教諭の年収は、公務員の場合は、給料表というのを見ながら算出すると分かりやすいようです。
現在の急と経験年数に合わせて、年収が上がっていくことがわかります。
具体的には、大卒で公立学校の教師として働く場合、300万円弱であることが多いようです。
新卒としては比較的年収が高いように思われますが、教師としての年収で考えると、低いと感じる方もいる様子。
しかし、経験10年になると年収は500万以上になることも多いようなので、年数によって年収が高くなるというのはまんざら嘘ではないようです。
中学校教諭の場合も、年収には大きな差はないと思われます。
小学校教諭でも同様ですが、公立学校の教員は給料に地域手当や給料の調整額などが加算されますので、居住している地域などによっても年収は変わってくるようです。
中学校教諭の場合、小学校教諭よりも授業終了後の仕事が多くなったり、生徒のサポートにも神経を使うことが増えてきますので、小学校教諭と比べると年収が低いと感じる人もいます。
私立中学校の場合は、学校によっても年収の違いが顕著に表れ、公立学校よりも年収が若干高いところもあれば、低いところもあります。
高校教師も、公立学校の場合は公務員となりますので、小中学校と同じような給料の設定がされています。
年収においてもそこまで大きな違いはないようです。
しかし年令を重ねるうちに年収がどんどん上がっていき、民間企業よりもいつの間にか高収入を得ている、ということも少なくありません。
残業代が出ない…
ちなみに教師は、その業務の特性から残業手当はつきません。
生徒が家出してしまい、保護者から連絡があって深夜に捜索に駆り出されたとしても、その分の報酬は発生しませんので、学校や担当しているクラスにおいても、年収に満足している人とそうでない人の差が出てくるのではないかと思われます。