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大学教授の年収

ノートとペン

自身の研究成果を学生に伝えていく仕事、大学教授

大学教授の仕事は、これまで長年自分が勉強してきた専門分野においての授業を行い、大学の学生を教育することが主な仕事です。
そのほか、その専門分野においての研究を続け、さらに自分のスキルを高めていき、学生たちに落としていくのも大切な仕事になります。

大学教授になる方法

大学教授はその職業の声質から、新卒で就職するというったことはありません。
日本と海外では、大学教授になるための道のりは異なるようですが、日本の場合だと大学院を卒業して博士号を取得し、そこから大学に就職します。

しかし就職したときにも大学教授として働くわけではなく、最初はすでに教授として働いている人の助手にはいります。
助手の仕事をこなしながら研究や論文の発表などを続け、その結果が認められた場合に准教授にステップアップをし、さらに教授にステップアップしていく、という流れが一般的です。

しかし能力があればだれでも大学教授になれるというわけではなく、その大学の教授枠に空きがなければ教授になることができないなど、いろいろな制約もあります。

大学教授の年収

大学教授の年収は、平均で1,100万円前後であるといわれています。
しかし前述したように、新卒で大学教授になれるわけではなく、助手から始まり、苦労を重ねて教授になったころには50歳を過ぎている、という人も少なくありませんので、年齢を年収を照らしあわせて考えると、そこまで高い年収なのかは微妙です。

一般企業でも、50歳を超えれば年収1,000万円を超える人はちらほら出てきますし、大学教授になるためには大学の仕事に加えて研究をしていかなければならないので、ある意味一般企業での仕事よりもかなりハードであるといえます。
教授になるまでに購入した書籍の費用や、大学院で学んだ学費などを考えると、当然といえば当然の金額かもしれません。

男女で給与格差のない大学教授という職業

一般企業の場合、男性と女性だと同じ職種でも年収に差があることがありますが、大学教授の仕事は女性だからといって年収に差がつくことが少ないというのは特筆すべき点です。
IT業界だと、同じ職業でも男性と女性で100万円以上の差があることもありますが、大学教授の場合は差があっても20万円前後なので、こうした点は女性にとって大きなポイントであるといえるでしょう。

ちなみに年収においては、私立の有名大学教授が年収が高いといわれています。
ただし今後少子化がどんどん進んでいくと、大学の学生数も減少していくと思われますので、今後こうしたことが年収に影響してくるかもしれません。