放射線技師の仕事内容
あまり知られていない仕事ではありますが、「放射線技師」という仕事があることをご存知でしょうか。
放射線技師とは、一般的に言われている仕事内容だと「レントゲン写真の撮影」になりますね。
病院に行くと、レントゲン撮影を求められる場合がありますが、この時にレントゲン撮影を行うのが放射線技師です。
レントゲンをとるとなるとちょっと緊張しますが、この時に放射線技師がきちんと声をかけてくれることで、ちょっとほっとしながらレントゲン撮影をすることができますよね。
このように、私たちは病院に行ったときに何らかの形で放射線技師と触れ合っているのですが、どうもなかなかその仕事内容が知られていない様です。
実は、放射線技師には非常に重要な仕事も多く、医療の分野では欠かすことができない職業です。
癌治療をする上で、放射線技師は非常に大きな活躍をする
放射線技師の仕事の中で、特に良く知られているのが「ガン治療」です。
実は、放射線技師はガン患者の放射線治療もおこなっています。
ガンの治療に放射線が使われていることは皆さんご存知だと思いますが、この治療は放射線をあてる角度などを綿密に計算して当たらなければならない難しさがあります。
毎日患者さんと接し、その中で「放射線メス」というものを使ってガンを除去していく作業は、まさに放射線技師の腕が試される重要なものになりますので、注意をしなければなりません。
もちろん、どうやって治療をしていくかは医師と連携した上で決めていく必要がありますが、ガン治療の第一線で働く職業として放射線技師は活躍の場を広げています。
また、この治療内容からも解る通り放射線技師の仕事は「丁寧さ」が求められることでも知られていますので、このようなことをきちんとできるひとが向いている仕事です。
気になる放射線技師の年収とは
では、放射線技師はどのくらいの年収を稼いでいるのでしょうか。
これは全国的な統計ですが、40歳手前で年収が大体530万円ほど。
多いのが、350万から600万円ほどの年収です。ただ、稼ぐ人になると800万円を稼ぐ人も珍しくないので、安定して高い収入を稼ぐことができる仕事であることは間違いありません。
ちなみに、正社員ではなくアルバイトの募集もあるようで、この場合でも高い時給をもらうことができるようになりますので、やはり安定して高収入を得ることができるということになるでしょう。
これから目指そうとしている人には、ぜひ頑張ってほしいと想える仕事のひとつです。