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ボイストレーナーの年収

マイク

発声指導をする

発声や歌唱の指導をする仕事であり、その指導対象となる人物は幅広いです。
音楽家、歌手、俳優などから、声優、ナレーター、さらには、カラオケの上達をしたい人など、その範囲はとても広いです。
教える内容も、話し方から歌い方と、教える人の職種によっても変わってきます。

仕事では、特別な知識は必要ありませんが、その職業で何を求められるか把握していないとなりません。
歌手やカラオケなら、ビブラートやシャウトを知らないとならず、声優やアナウンサーだと、滑舌を良くするにはどうすればいいか知らないとなりません。
専業で仕事をする人の他に、音楽家や歌手をしながら兼任、または引退後にボイストレーナーとなる方も多いです。

やはりその業界を経験した方が仕事をすることが多く、1からボイストレーナーになるというのは厳しい部分があります。
レッスン料としてお金をもらいますが、1回につき数千円から数万円と、範囲が広く、対象となる職種でも違います。
活躍の場は、声優ブームなどによって以前より広まっていますが、狭き門であることには変わりなく、技量も求められます。

もしも仕事を目指すならば、その業界で歌手や声優として仕事をして経験を積んでからボイストレーナーになる方法と、最初にボイスレッスンを受けて技術を身につける方法があります。
フリーランスとして仕事も可能ですが、どこかの企業に属して仕事をするか、実績を積んでフリーランスになるのが良いです。
無名だとカラオケ上達を目指す音楽教室などは可能ですが、歌手や声優を相手とすると、ほぼ仕事は難しいです。

企業で募集している場所もありますが、ほとんどは未経験は不可となっており、ボイストレーナーとして経験がないと採用してくれません。
そのために、仕事を目指すならば、まずは経験を積んだ方が良いでしょう。

生徒数により年収は違う

企業に所属してもフリーランスとしても、多くは歩合制となっており、年収は生徒をいくら集められるかで変わってきます。
また、歌手を対象にするか、アナウンサーを対象にするかなどでも、1回のレッスン料は変わります。

年収と見ると、平均で570万円ほどであり、少ないと年収240万円ぐらいの人もいます。
仕事を始めたころは、レッスン単価が安いので、どうしても年収は低くなります。
経験を積み実力を付けて、知名度が上がると、レッスン単価も上がり、年収は高くなります。
まず生徒の数を増やせるようにするのが、年収アップの道と言えるでしょう。

ただ声優やカラオケ状態を目指したい人など、習いたい人が多い職種ほど、生徒も集めやすいです。
どうしても、アナウンサーや歌手だと、教えるにしても、高い技術レベルを求められます。