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空間デザイナーの年収

おしゃれなダイニングテーブル

空間を設計する

空間をデザインするのが仕事であり、イベント会場、美術館やホテルなど、空間のある場所なら、仕事はどこでもあります。
建物の設計から関わることや、リフォームやイベントなど、一時的に使う場所の設計をすることもあります。
装飾品、壁紙、インテリアと、どこまで設計するかは、その仕事により違います。
空間をデザインするといっても、いくつもの要素が関わり、難しい仕事といえるでしょう。

仕事の中でもイベントでの依頼が多く、仕事をするならば、ねらい目です。
イベント会社などから依頼があり、どのようなイベントなのかを把握し、テーマに沿ってデザインします。
使える空間の面積、高さ、電源やインテリアなどを確認し、イメージ画像を作成します。
作成後はプレゼンして、クライアントにOKをもらいます。
さらに、必要ならば、装飾品などの図面も制作します。
図面作成では、間に合わないときは、アルバイトを雇います。

全部の準備が整ったならば、現場に入って装飾などを飾り、空間を作っていきます。
短いと1日で終わりますが、長いと1週間ぐらいかかります。
現場監督と一緒に現場を仕切り、1つの部屋の装飾となると、他の部屋の邪魔にならないようにします。
すべて終わると完成で掃除をして、クライアントに見てもらい、問題ないとなれば引き渡しです。

デザイン事務所に所属して仕事をするか、社内に専用の部門を作って仕事のどちらかです。
フリーランスで働くのは難しく、独立して自分で会社を作ることは可能です。
美術系の大学や専門学校に行っておいた方が仕事はしやすく、未経験でも雇ってくれる会社はありますが、このような学校卒業が条件となっていることも多いです。

専門性が求められるが給料は安い

どこかの会社に所属して仕事をすることとなり、サラリーマンと同じ形態です。
デザインするためには、専門の知識を求められますが、給料は安いです。
新人だと年収200万円台のことも多いですが、経験を積み大きな仕事ができるようになると、給料は上がります。

仕事を続ければ年収は上がりますが、そのアップ幅はそれほど多くはなく、一般的な中小企業のレベルだと考えておいた方が良いでしょう。
ただ知名度があがり、雑誌などで仕事を取り上げられると、大きな仕事も入るようになるので、給料はあがります。

しかし、それにはやはり空間をデザインするセンスが求められます。
ただデザインすれば良いわけではなく、クライアントの要望に応じなければならず、毎回デザインも違ってきます。
そのためには、センスを磨き、デザインの勉強は必要でしょう。
経験を積めば会社員でなく、フリーとして、仕事の時だけ打ち合わせに顔を出すような形も取れます。