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ウェディングプランナーの年収

バルーン

結婚式と披露宴に関わる全てをプロデュースする仕事

ウエディングプランナーは、別名「ブライダルコーディネーター」と言われることもある、結婚式と披露宴に関する全ての企画・提案・準備をする仕事です。

これから結婚式や披露宴を挙げることを考えているカップルに対し、どのくらいの予算でどんな式ができるかを見積もり、本人たちの希望にあった演出方法を考えていきます。

主な勤務先となっているのは専門の挙式場やバンケットルームを持っているホテル、その他大きなレストランや旅行代理店などです。

まず最初に訪れるカップルからヒアリングをし、どういった式が希望かをまとめたところで、会場を選択したり衣装や引き出物をどう用意するかといった提案をしていきます。

結婚式を専門に扱っている施設ではあらかじめプランが定額で決められていますが、実際にはそこにカップルそれぞれがこだわりを持ってオプションを付け足していくことになるでしょう。

結婚式に関する手配や作業は非常に多岐にわたり、カップルが通常の仕事をしながら準備をしていくのは大変ですので、それをスケジュールに合わせて管理していくということも、ウエディングプランナーとしての重要な役割です。

通常のイベントプランナーと異なるのは、クライアントとなるのが結婚を控えたカップルに限定されるという点で、スタッフとの信頼関係が式の出来を左右する重要なポイントになります。

式を終わってみて感想が大きく二分される傾向にあるのが結婚式や披露宴なので、ウエディングプランナーとして仕事をしていくためには相手の話をよく聞く傾聴力と共感力、そして多くの引き出しからアイディアを提案するプレゼン力が求められるのです。

会社勤務のうちはそれほど平均年収は高くありません

高度なコミュニケーション能力が求められるウエディングプランナーですが、会社員として勤務をしているうちはそれほど高収入は期待することができません。

新人として挙式場やブライダル企業、ホテルのイベント部門に配属される場合の平均給与額はだいたい250万円程度で、最初はアシスタント業務からのスタートとなります。

自分で担当を持つことができるようになるのがだいたい5年目くらいからで、売上にもよりますがこのくらいの中堅社員になってくると平均年収は350万円程度にまで上がります。

ベテランとして一人前になるのは10年を超えたあたりで、このくらいになるとプランナー本人の名前が業界でよく知られるようになります。

会社員としてのウエディングプランナーの場合、どうしても使用できる施設や衣装レンタルなどが提携会社に限られてしまいますので、より希望にあった自由な式をプランニングするため、独立してフリーランスのウエディングプランナーになる人もいます。