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ネイリストの年収

ネイル

女性に人気の高い美容系職業

ネイリストは年代を問わず女性に非常に人気の高い美容系の仕事です。
全国には数多くのネイルサロンがあり、訪れるお客さんに対してネイルケアやハンドケアなど、手先全般の美容とスタイリングを行います。

美容院やエステサロンでネイルを受け付けている場合もあり、実際に施術を行う人も専門のネイリストというわけではなく、普段は美容師やエステティシャンとして仕事をしていることも多いようです。

ネイルを使用したおしゃれは日本では比較的新しく登場してきた分野であるため、ビジネスモデルが完全に確立しているわけではなく、資格や営業形態はまちまちです。

ベテランネイリストさんでも10年やっていれば長い方というくらいの分野ですので、かなり若い女性が多く勤務しているという特徴があります。

ネイリストの仕事はジェルネイルなどネイルアートを行うことですが、そのためには爪に関する美容を全般的に行う必要があります。

爪は健康状態によりかなり状態が変化をしてしまいますので、髪の毛同様に本人の体質や体調に合わせ、より指先をキレイに見せるためのハンドケアを行います。

爪の障害には二枚爪や深爪、折れ爪といったものがあり、放置しておくと症状が悪化したり、ずっと爪の形が変形したまま治らないといった事になりかねません。

あまりひどい場合は皮膚科の領域になりますが、ネイリストはその前段階となる爪の健康法をアドバイスするという美容系の業務という側面があります。

勤務先や雇用形態により収入は大きく変化する

ネイリストはよほど大人気のアーティストでもない限り、専業で商売にしていくのは難しいというのが実情です。
そのためネイリストとして活躍されている人の多くは副業として美容師やエステティシャンなどを行っていることも多く、ネイリストだけで平均年収を出すのは難しいでしょう。

一般的にネイルサロンもしくはネイルケアを行うエステサロンに無資格未経験で入社した場合、最初はアシスタント業務を中心に行います。

その際の給与はかなり低く、年収200万円よりも少ないということも珍しくありません。
正社員ではなく非正規雇用のパートやアルバイトとして勤務する場合も多く、長期的に仕事にしていくためには早く技術を覚えてキャリアアップする必要があります。

自分でネイルを担当できるようになってくると、年収は300~400万円くらいが可能になります。
ネイルの大会で良い成績を出すなど実績があると一気にネイリストとしての名声が高まるので、指名を受けて高い給与をもらうことが可能になります。

ネイルサロンは少ない道具で開業できる手軽な美容であるので、自宅や近所の空き室を使って開業する人も見られています。